【切れ目のない保育を!】
過日、娘が晴れて保育園の卒園式を迎えました。今週には小学校の入学式を迎えます。
一個人としては我が子の成長に喜びひとしおですが、議員としては色々考えさせられました。
卒園式は大抵3月4週目までには終わり、卒園後の保育も3/31で打ち切られます。
(新年度からは新しい乳幼児が入りますので保育園側も年度切り替えで忙しい時期です)
また、義務教育となる小学校の入学式は全国どこも4月2週目に始まります。
放課後児童クラブ(学童保育所)や横浜市の放課後キッズクラブは運営してくださっていますが、その名の通り、原則、放課後の時間帯が対象です。
民間で終日でケアをしてくださる施設を手配しましたが、私の地域で探す限り、4月1週目はどこも対応がありませんでした。
朝の6:30から駅頭活動をする私の仕事に特殊性はあるものの、年度始めだからこそ休みのとれない共働き世帯は多いのではないでしょうか。
(結果、娘を連れ歩いて議員事務所や県庁に出入りする形に。関係各位の温かいご対応に助けられ感謝です。)
給食についても、横浜市の中学校給食(利用率の低いハマ弁が衣替えしただけの配達型給食)が話題に上がりますが、そもそも新年度当初は小学校含め給食の用意がなく、改めて保護者側の大きな負担を痛感します。
緊急事態宣言下の一斉休校期間にも明らかになったように、保育や学校は社会システムの基幹を担うゆりかごそのものであり、切れ目のない環境整備が必要です。
「こども庁」の創設が議論にあがりますが、野党側は15年前より「こども家庭省」等の創設を訴えておりました。
かねてより、厚生省管轄の保育園、文科省管轄の幼稚園、内閣府管轄の認定こども園と縦割り行政が指摘されているところです。
スピード感のある与野党協議を期待するとともに、課題意識をもって日々の政務に取り組みたいと思います。